2008年09月08日

【仕事の悩み】仕事の教え方が分からない!

【お悩み】

私のいた職場は、入る人も多ければ辞める人も多かったので、
中途採用の社員が次々と入ってきては、その度に業務内容を教える必要がありました。

といっても、今まで書いてきたように非常に業務過多の職場だったので、
OJTに満足に時間を取っているヒマなどありませんでした。

それにマニュアルなどの標準もなかったため、
みな空いた時間に適当に教えるだけという、非常にお粗末な内容でした。

私も、在職中にOJTはやったことがあるのですが、
最初の内はどう教えたらいいか分からないし、教える時間もないしで、
中途採用の方には本当に迷惑をかけました。

何か効率的な教育方法はないものでしょうか・・・

【効く!サプリ】

多忙な職場でのOJTの目的は、何といっても、
「短期間に新入社員を、主体的に行動できる人間に育てること」にあると思います。

忙しい職場では、いつまでも仕事のやり方を教えているヒマはないので、
どうしても、早急に、自分で考え、行動する人間に育ってもらう必要があるのです。

関根雅泰さんの『これだけはおさえておきたい仕事の教え方 (仕事の基本)』は、新卒、契約社員、派遣社員などの新人相手の、
上手な仕事の教え方を紹介しています。

これだけはおさえておきたい仕事の教え方 (仕事の基本)
これだけはおさえておきたい仕事の教え方 (仕事の基本)関根 雅泰

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【目次】

 第一章 人に教える前に、これだけは知っておく
  ・新人には学び方を教える
  ・「学びスイッチ」をONにしないと始まらない
  ・「バタバタ」「イライラ」「あやふや」「プライド」を取り除く 他

 第二章 口には出さないが、新人はこう思っている
  ・「話しかけづらい」
  ・「新しい環境で心細い」
  ・「新人の立場も考慮してほしい」 他

 第三章 教え上手は必ずやっている、効果を高める技術
  ・準備に力を入れる
  ・適正を見抜いて教え方を変える
  ・成功イメージを抱かせる 他

 第四章 教え方の王道をマスターする
  ・教え方の基本フレームワーク
  ・教え方の基本ステップ@ 実演する(やって見せる)
  ・教え方の基本ステップA 説明する(言って聞かせる)
  ・教え方の基本ステップB 実行させる(やらせてみる)
  ・教え方の基本ステップC 評価する(よし悪しを伝える) 他

 第五章 相手のタイプによって教え方を変える
  ・プライドが高い人
  ・「自分はできる」と勘違いしている人
  ・なかなか質問してこない人 他

 第六章 こんなシーンはこう教えるー業務別上手な教え方
  ・お客様との接し方を教えるとき
  ・同行訪問をするとき
  ・電話対応の仕方を教えるとき 他


※巻末には「新人のモチベーションを上げるフレーズ集」もついています

このように1冊まるごと「仕事の教え方」の本です。
私の知る限りでは、こんなに具体的なOJTの本はあまりないのではないかと思います。
以下、ポイントを抜粋したいと思います。

■教える前に知っておきたいこと

「新人には学び方を教えるのが大切」である。

どんなに教えても、指示されないと何も行動しない社員になっては意味がありません。
「自立・自律型人材」を育てるためには、自ら学んで成長してくれる社員に育てる必要があります。

新人を一人前にするということは、「自分でPDCAを回せる状態」とも言い換えられる。

■教える効果を高める技術

・全体像を見せる
 新人には仕事の全体像が見えていないので、何が重要なのか分かっていません。
 全体像を把握させることで、それぞれの仕事の意味を分からせることができます。

・仕事のつながりを理解させる
 自分の仕事は、組織の中でどのようなポジションにあるのか、他部署とはどのように関わっているのか、
 このような「つながり」を教えると、新人は仕事に「有意義感」や「自己重要感」を感じるようになります。

■教え方の王道

@実演する(やって見せる)
 ・まずは自分がやって見せるのが大事。
  その際「この部分を見て」と、学ぶべき部分を指示するとより効果的。

A説明する(言って聞かせる)
 ・説明の基本は「Why(なぜ)、What(何を)、How(どうやって)」特にWhyが重要。
 ・説明しっぱなしはNG。「(相手の状態の)確認+説明+(どれだけ身についているか)確認」の3セットが基本。
 ・理解度を確認する方法
  1.口頭で言わせる
  2.書かせる
  3.試しにやらせる

B実行させる(やらせてみる)
 ・まず本人に「どうやればいいのか」を考えさせる
 ・ゴールを設定して合意をもたせる
 ・報告を受ける際は事実と主観を聞き分ける

C評価する(よし悪しを伝える)
 ・「できていること」「できていないこと」をしっかり伝える
 ・まず本人がどう思ったかを吐き出させる。
 (言いたいことを先に言わせれば、相手を「聞く」状態にすることができる!)

★本人の「三感」を刺激して、4ステップを推進させる
 ・「有意義感」で、仕事の意義とやりがいを実感させる
 ・「達成感」で、自身を持たせ、職場での一体感をもたせる
 ・「自己重要感」で、職場での存在意義を実感させる


・・・とこのように、「仕事の教え方」の基本が非常に詳しく説明されています。
個人的には第六章の業務別教え方も、「商品知識の教え方」「クレーム対応の教え方」など、
具体的で参考になりました。

部下や後輩の教育に悩んでいらっしゃる方には、ぜひ手にとっていただきたいオススメ本です。

【効く!コトバ】

「教える際に大事なのは『伝えることよりも、伝わることを』です。いくらやって見せ、言って聞かせても、本人に残らなければ意味がありません。私たちができることは、本人が学ぶことを手助けするだけです。相手が学びやすいようにいろいろと工夫する。教え上手は、学ばせ上手なのです」(P.174)

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posted by サンシロー at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | マネジメントの悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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