2008年12月13日

【厳選】ブログや仕事で文章を書いている人全てにささげる本当に役立つ文章本10冊

10月から始めた文章術特集ですが、この辺で一区切りつけておきたいと思います。2ヶ月強で紹介した文章本が計15冊。今回はこの中から特に有益だと思った本を10冊選んでみました。ビジネスであれ、ブログであれ、「文章力をつけるにはどうすればいいのか」に悩んでいる方は是非チェックしてみてください。




【わかりやすい文章を書きたい】

日本語の作文技術 (朝日文庫)日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一

朝日新聞社出版局 1982-01
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もはや説明のいらいない古典的名著。わかりやすい文章を書くためには、「修飾語の語順」に気を配ることが大切なのだということに気づかせてくれます。未だにこの本ほど作文について精緻な分析をした本は、一般書の中ではないのではないでしょうか。文庫の他に新装版もでています。

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「超」文章法 (中公新書)「超」文章法 (中公新書)
野口 悠紀雄

中央公論新社 2002-10
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ご存知、野口悠紀雄先生の文章本。野口先生の多数の「超〜法」シリーズは、例外なく「それまでの方法論の広範囲な分析」を基に、「何らかの意味でそこを越えた方法」を提示してくれます。本書では、文章術よりも前にまず「書く内容を考える」点に重点を置き、結果的にわかりやすい文章の書き方を教えてくれます。

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理科系の作文技術 (中公新書 (624))理科系の作文技術 (中公新書 (624))
木下 是雄

中央公論新社 1981-01
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上記の野口先生の本で、「日本語で書かれた文章読本の中で最も有益」と絶賛されている普及の名著。理科系の文章と文科系の文章、日本語の文章と英語の文章の比較を通して、アカデミックな文章を書くための基礎技術を教えてくれます。理科系に限らず、「事実と意見を書き分ける」というルールは常に心がけておくべきだと思います。

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文章は接続詞で決まる (光文社新書)文章は接続詞で決まる (光文社新書)
石黒圭

光文社 2008-09-17
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一見地味な「接続詞」にのみ焦点を当てた本。読み手に対して、文章の流れや構成を知らせるという接続詞の重要な働きに改めて気づかされました。記事にも書きましたが、接続詞はいわば読み手へのサービス、あるいは親切心のようなもの。接続詞を上手に使いこなせるようになれば、文章は一気にわかりやすくなるはずです。

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【説得力のある文章を書きたい】

考える技術・書く技術 (講談社現代新書 327)考える技術・書く技術 (講談社現代新書 327)
板坂 元

講談社 1973-01
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こちらも、初版が1973年でも今なお読み告がれている名著。記事にも書きましたが、本書で私が最も影響を受けたのが、「「他人に理解してもらうための戦略戦術」の項です。「だきこめ」「なめられるな」「のせろ」という3つの技術は、文章を書く時だけでなく、スピーチの際にも使えます。

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人の心を動かす文章術人の心を動かす文章術
樋口 裕一

草思社 2004-03-23
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ご存知、神田昌典さんオススメの文章本。とにかくありとあらゆる文章テクニックが網羅されているので、自分の気に入ったものからどんどんマネしてみるのが良いと思います。実際の文章の添削実例も豊富なので、うまい文章とイマイチな文章を比較、吟味してみることもできます。

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【文章を仕事に活かしたい】

時速1000字で書く技術時速1000字で書く技術
後藤 禎典

すばる舎 2008-01
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文章を書くスピードをテーマにした珍しい本。構成がしっかりしていて中身のある文章を、1時間で書くことを目的としています。「考える時間を短縮する」、「書く項目を絞る」、など使えるワザが満載です。仕事やブログなどで文章を書くスピードを早くしたいと思っている方にオススメです。

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「読ませる!」文章術―あなたのビジネスチャンスが10倍広がる「読ませる!」文章術―あなたのビジネスチャンスが10倍広がる
沼田 裕

大和出版 2006-05
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広告文など、特にビジネス向けの文章を書くのに適しているのがこの本。「キャッチ力のある文章を書く7つのテクニック」など、すぐに使えるテクニックが満載です。特に「どんな文章も自由自在に書ける7つの『型』」は圧巻で、この型通りに書けば誰でも「読ませる」文章が書けるはずです。

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【そもそも文章とは何か?について考えたい】

論文の書き方 (岩波新書)
論文の書き方 (岩波新書)清水 幾太郎

岩波書店 1959-03
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40年以上読み継がれてきた論文指南本。単に論文の書き方を教えるだけではなく、文章を書くことの本質を哲学的に鋭く突いている所が秀逸です。「文章とは客観的な建築物である」「文章とは空間を時間化すること」「文章とは経験と抽象の間を往復すること」など示唆に富む内容が目白押しです。

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伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)
山田 ズーニー

PHP研究所 2001-11
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「ほぼ日」でおなじみの山田ズーニーさんの文章本第一作。当時の山田さんの文章指導の集大成というだけあってとてつもなく濃い内容の本です。文章というものを「コミュニケーション」と捉えて真正面から論じている点で、他の文章本とは一線を画す風格が漂っています。文章を書くすべての人に絶対オススメの本です。

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【まとめ】

はてブなどではよく文章術に関するエントリが人気にを集めています。インターネット時代に入り、意外にもコミュニケーション手段の主役は「映像」から「文字」へと移っていきました。You Tubeやニコニコ動画の登場で、ネット上でも手軽に映像で表現できるようになりましたが、それでもやはり、「文字」の優勢は今後も続くのではないでしょうか。

ネットを利用する大半の人が「文字」を使ってコミュニケーションする時代となった今、「自分の気持ちを分かりやすく人に伝える」このとの重要性はよりいっそう高まっています。しかも、昔と違って今の現代人には、じっくりと手紙を書いているヒマなどありません。ぱぱっと書いて素早くネットに送信しないと置いていかれてしまう時代なのです。

だからこそ、ネット時代は、今まで以上に文章を書くための「うまいやり方」が求められるのではないかと思います。様々な技術やハックを駆使して自分の伝えたい内容をスピーディーに文章にする。同時に、単に速さだけを求めるのではなく、「相手に伝わる」ようにも書く。ネット上の文章は玉石混交とよく言われますが、皆が文章上達に意識的になり向上していくことができれば、きっと人類史上未だかつてない文字文化が誕生するのではないでしょうか・・・。

と、空想を広げて見たところで今回は終わります。今後も文章術の本は読んで生きたいのですが、ひとまず今回で一区切りとさせていただきます。次の特集は「思考術」を予定しております。文章も大事ですが、その前の考えることの方がもっと大事。どうぞご期待ください!

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posted by サンシロー at 10:26 | Comment(0) | TrackBack(1) | 文章の悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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