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おはようございます、サンシローです。
今日は3連休明けの初日ですね〜。
3連休も取ると、体がなまってしまう。
連休明けに仕事をするのが待ち遠しい!
そんな仕事をして生きていけると幸せですよね(^^)
さて、それでは本日も文章術特集続きます!
【お悩み】
今日も引き続き、文章を書く際のスタンスについて考えてみたいと思います。
文章を書く際、みなさんはどのようなことを意識されていますか?
社内文書、レポート、読書感想文、ブログ、何でもいいのですが、
書かなければいけないから書く。
とにかく書いてスペースを埋める。
そんな意識で書いていることありませんか?
(いや、私がそうなんですけどね…)
しかし、これには大きな誤りが潜んでいるのです。
文章を書く際は何より「目的」を明確化する必要があるのです…
【効く!サプリ】
山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』は、文章を書くことを「コミュニケーション」と捉えた上で、人に伝わる文章とはどのようなものかを論じた名著です。
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【目次】
プロローグ 考えないという傷
第1章 機能する文章を目指す
第2章 7つの要件の思考法
第3章 伝わる・揺さぶる!文章の書き方――実践編
第4章 より効果を出す!テクニック――上級編
第5章 その先の結果へ
エピローグ あなたと私が出会った意味
山田さんはいい文章とは「よく働いて結果を出す文章」と言います。
例えば大学入試の小論文では、採点者に評価され合格という結果を出すものを書かなければいけない。就職活動の自己推薦書では、企業の人事に評価されて、採用を勝ち取るものを書かなければいけない。
つまり、いい文章とは、目指す結果を得られる文章を指すのです。
そのためには、自分が書く文章のゴールを、常に明確にして書く必要があるのです。
山田さんは、そのような「機能する文章」の要件として次の7点を挙げています。
@意見――あなたが一番言いたいことは何か?
A望む結果――だれが、どうなることを目指すのか?
B論点――あなたの問題意識はどこに向かっているか?
C読み手――読み手はどんな人か?
D自分の立場――相手から見たとき、自分はどんな立場にいるか?
E論拠――相手が納得する根拠があるか?
F根本思想――あなたの根本にある想いは何か?
第2章では、この7つの要件を満たすための思考法が紹介されています。
以下ポイントを絞ってご紹介します。
■自分が一番言いたいことを発見する
・意見とは、自分が考えてきた「問い」に、自分で「答え」を出すこと。
「問い」を立て、「答え」を出すということを繰り返していくことで、
自分の考えが前に進んでいく。
・大きな問いにいきなり答えを出そうとすると挫折する。
大きな問いを考えるためには、いくつかの小さな「問い」を洗い出す。
・問いを立てるのに行き詰ったら、時間軸(現在・過去・未来)と
空間軸(自分・社会・世界)に広げて考えてみる。
■何のために書くかを考える
・文章を書く際、自分が何を書いているのか分からなくなることがある。
そういう時は、「何のために書くのか」ということを考える。
<何のために?を見失わないためのセルフチェック>
@自分は何を書いているのか?書こうとしているのか?
Aだから、何なのか?それは読み手にとってどんな意味があるのか?
B読み手にどうなってもらいたいのか?そのためにはどう書けばよいのか。
・読み手にどうなって欲しいのか具体的にイメージしづらい時は、
読み手に「どう言ってほしいか」を考える。
例)「わかりやすかった」「発見があった」「世界が広がった」など
■相手と共有できる論点を設定する
・機能する文章を書くためには、自分と読み手の問題関心から外れない
論点を設定することが必要。
<論点の2つの原則>
@論点と意見は呼応する(これが一致しないと文章が捻じれる)
A論点は「問い」の形にする(問いを意識すると論点が定まりやすい)
■自分と読み手の関係性を考える
・同じ文章でも、相手によって読み方は変わる。
例)上司の場合、部下の場合、同僚の場合など
・相手との関係はこっちの「つもり」ではなく、相手から見たときの、
自分との距離、関係性を基準にするようにする。
■説得のためにいかに視野を広げるか
<説得するための論拠を用意する方法>
@まず、自分側の理由を洗い出す
A相手側にとってのメリットをあげてみる
B相手の反対理由を正確に押さえる
C相手の反対理由に焦点を合わせ、説得材料を見たり聞いたり、
足を運んで調べる
D相手にわかるよう筋道立てて論拠を提示する
・環境問題など、多くの問題は、正しいことが正しいとみんな知っている。
だから正論を押しつけても意味がない。問題はその先の具体的な解決策。
あるいは、解決につながる「問い」の発見。
■自分の根っこの想いに忠実か?
・意見は氷山の一角。水面下には生き方、価値観などの「根本思想」が存在する。
この根本思想から外れたことを言っても、人の心を動かすことはできない。
・「根本思想」を知るためには、その文章を要約してみるとよい。
「ひと言で言うとどうなるか」を考えると、その文章の製造の源である
「根本思想」が何なのかが明らかになる。
【感想】
いかがでしたでしょうか?
私は正直、ここまで切実な文章本を読んだのは初めてでした。
冒頭で語られる「考えることができない高校生」のエピソードは圧巻でした。山田さんは、ある高校生が書いた、入試を題材にした文章に衝撃を受けます。その文章には、自分の意見や論理が全く存在しなかったのです。この子の考える力を伸ばすなんて不可能なのではないかと山田さんは絶望します。
しかし、山田さんは諦めることなく、その高校生の状況を詳細に分析していき、的確なアドバイスをします。その結果、その高校生は、自分の力で考え、そして考えた意見を文章にすることができるようになります。
山田さんは、普段私たちが文章を書く際に忘れてしまいがちな大切なことを思い出させてくれます。
それは、文章とは「コミュニケーション」であるということです。
自分の想いを相手に伝えて、心を動かすということ。自分の意見を相手に伝えて、納得してもらうこと。コミュニケーションとしての文章とは、そういう、人と人の間で「機能する文章」のことなのです。
日々文章を書いていると、どうしても書くこと自体が目的になってきてしまいます。ブログ書きもそうです。単に毎日更新することだけが目的になっては、読み手に届く文章は書けないのではないでしょうか。
例えば、私がやっているような書評ブログの場合は、
・自分が読んだ本の内容を人に共有すること
・自分が読んだ本の素晴らしさを人に伝えること
・自分が本で勉強した内容をシェアして人に役立つこと
というような目的を明確にする。その結果として、読んでくれた人が、
紹介した本に興味を持ち、ネット書店であれ、リアル書店であれ、ブックオフであれ(笑)購入してくれる。そういう結果を出すことができて初めて、私の文章も人に伝わる「機能文」になることができるわけです。
文章を書くことに悩んでいる方、人に伝わる文章を書きたいと思っている方、すべてに読んでいただきたい1冊でした。
【効く!コトバ】
「書くことによって、あなたがあなたの潜在力を生かし、読み手を共鳴させることだ。読み手に、共感・納得・発見などの心の動きが生まれれば、やがてそれは読み手の内部で大きな振動となって、読み手自身の潜在力を揺さぶり起こすだろう。そういうふうに人に伝わる、人を揺さぶる文章を目指そう」(P.33)
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タグ:文章術




















