2008年10月22日

【文章術】どんな文章も自由自在に書ける7つの「型」―沼田裕『「読ませる!」文章術』

【お悩み】

おはようございます!サンシローです。

気まぐれで始めた文章術特集、まだまだ行きます!

さて、今日のテーマは「文章の型」です。

昨日の記事で、効率的に文章を書く方法について述べました。
書くことを効率化するためには、文章に「制約」を設けるという内容でした。

この「制約」のひとつの例が「型」です。

「型」通りの文章というとつまらないイメージがありますが、実は私たちが普段興味を持って読んでいる文章はたいていなんらかの「型」に基づいています。

新聞・雑誌などの記事はしかり、テレビ番組なども面白く内容を伝える「型」に従って構成されています。

「型」を身につければ、書く内容をスムーズにまとめられるので、文章を書くスピードが飛躍的にアップします。

では、文章の「型」にはどのようなものがあるのでしょうか…?

【効く!サプリ】

沼田裕さんの『「読ませる!」文章術
』は主にビジネス目的で、「人に読ませる」文章を書くためのテクニックを満載した実践本です。

「読ませる!」文章術―あなたのビジネスチャンスが10倍広がる「読ませる!」文章術―あなたのビジネスチャンスが10倍広がる
沼田 裕

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【目次】

 序章 センスなんかいらない、文章は「テクニック」で書け!
 第1章 思わず惹きつけられる文章は「キャッチ力」が違う!
 第2章 着眼点を変えれば、すべてが「使えるネタ」になる!
 第3章 たった7つの「型」で、どんな文章も自由自在に書ける!
 第4章 ズバリ、これが「読ませる!」文章の4大原則だ!
 第5章 「ブラッシュアップ」で、あなたの文章が生まれ変わる!
 第6章 一目瞭然!違いが際立つ「読ませる!」リライト実例集


もともと書くことが嫌いだったという沼田さんだけに、文章はセンスではなく「テクニックで書け!」というのが一貫した主張です。

文章術だけでなく、使えるネタを仕入れるためのコツなども役立ちます。今回は第1章の「キャッチ力」と、第3章の「7つの型」を紹介します。

■キャッチ力のある文章を書く7つのテクニック

 文章は読んでもらえなければ意味がない。文章にはたまたま見ただけの人を
 全部読まずにはいられなくさせる「キャッチ力」が必要だ。

 @謎:冒頭に「謎」を入れると読み手が興味を抱きやすい。

 A呼びかけ:読み手に呼びかける。損得感情を入れるとより効果的。
       例)「あなたはまだ無駄な保険料を払うのですか?」など

 B少数精鋭:「たったひとつの方法」など少数に絞って断言した方が効果的。

 Cダーティーワード:インパクトがあるダーティーワードを使う
       例)「ついに大失敗をしてしまいました」など

 D誇張:嘘はNGだが、ぎりぎりラインまで誇張した方がいい。

 Eギャップ:反対のものを並べて「対比」すると効果的。
       例)「○○○ができる人、できない人」など

 F体験談:体験談は読み手の感情移入を促すのでキャッチ力が増す。

■どんな文章も自由自在に書ける7つの「型」

 @ビフォーアフターの型
  読み手の感情移入を促すには「感情の上下」が必要。
  感情の上下に「ギャップポイント」を入れ、ビフォー・アフターの順で書く。

  1.ビフォーシーン(感情が上下する前。丁寧に書く)
  2.ギャップポイント(感情が上下するポイント)
  3.アフターシーン(あっさり書くと読み手が想像力を増す)
  
 Aノウハウ文章の型
  ノウハウ文は良い事例と悪い事例で「対比」させると効果的。

  1.問題の説明
  2.悪い事例
  3.良い事例
  4.解決方法

 B新常識を語るの型
  新しい考えは否定されやすい。そのためまずは一般常識を述べて、
  書き手と読み手の理解を一致させる

  1.今までの常識
  2.新しい常識

 Cズームインの型
  生き生きと「描写」した文章を書くためには、まずは大雑把な部分、
  つまり一番目につくことから書き始め、その後詳細に移る。  

  1.大雑把 
  2.詳細
  3.大雑把
  4.詳細
   (以下略)

  例)「部屋に入るとまず本棚が目に入った」→大雑把
    「文庫と単行本、漫画本がぎっしり入っている」→詳細

 D過程重視の型

  結論だけだと読ませる文章にならない。結論にいたる「過程」も書き、
  読み手に「疑似体験」をしてもらう。

  1.問題
  2.過程
  3.結論
  

 E問題小分けの型
  取り上げる問題が大きすぎるとありがちな意見の文章になってしまう。
  そういう時は問題をなるべく「小分け」にして意見を書く。
 
  1.問題
  2.小分けした問題
  3.解決策

 Fツボ・キモの型
  例えばビジネスの秘訣などの「キモ」を伝える際は、
  興味を引き出すような「ツボ」の文章も書くようにする。  

  1.ツボ
  2.ツボの説明
  3.キモ


【感想】

いかがでしたでしょうか?

私も最初は「型」どおりの文章なんてつまらないと思っていたのですが、
毎日一定の量の文章を書くとなると、どうしても「型」が必要になってきます。

「型」どおりに書いていると、どの内容を書くか、どの順番で書くか、などで悩む時間が減り、短時間で文章を書くことができるようになります。

それに、「型」どおりに書いていると、文章の質を一定に保つことができます。毎回ノープランで闇雲に書いていると、日によって質に差が出てきてしまいます。

すぐれた芸術にもまずは「型」があり、それを習得した上で破壊するから意味があるように、文章はまず「型」を身につけることが何にもまして重要なのだと思います。

基本的な型を身につけたら、次は自分が面白いと思う文章、世間的に評価されている文章の「型」を研究してみるのも面白いかもしれません。

【効く!コトバ】

「私の場合は『読ませる!』文章術が自分のなかに隠れていた才能を引き出してくれた。しかし、これは何も私にかぎったことではない。そう、あなたにも同じことが起きるのだ。(中略)まず伝える力をもつと、おおくの人とコミュニケーションがとれるようになる。そうすると、あたなの前に新しい世界が開けてくる」(P.219)

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タグ:文章術
  
posted by サンシロー at 08:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文章の悩み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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