2008年10月03日

【保存版】【読書法公開】読書術のまとめ&サンシロー式「OneNote」読書術

本日は趣向を変えて、私の読書術を公開したいと思います。

読書術と言ってもそんなにおおげさなものではなくて、
今まで読んできた数多くの読書術系の本から、自然と自分の中に
沈澱していったモノを最構成したようなものです。

随時参考にした本も挙げていきますので、
興味を持たれた方は是非ご覧になってみてください。



【サンシロー式「OneNote」読書法】



@本とは自分の「知」を開発するためにある

人によって読書の目的は様々だと思います。単純に楽しむため、暇つぶしのため、知識を得るため…などなど。しかし、私はそのような目的はどれも読書以外でも代用できるものばかりではないでしょうか。

例えば、単純に楽しむためだけだったら、映画とかゲームの方が面白いんじゃないかと思ってしまうのです。ストーリーが決まっている小説より、「かまいたちの夜」みたいなサウンドノベルの方が面白いという意見もあると思います。

それでは読書の目的とはいったい何なのか。梅棹忠夫さんは言わずと知れた名著『知的生産の技術』で次のように述べられています。

知的生産の技術 (岩波新書)
知的生産の技術 (岩波新書)梅棹 忠夫

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「読書においてだいじなのは、著者の思想を正確に理解すると共に、それによって自分の思想を開発し、育成することなのだ」(P.114)

私たち一般人にとってみると「思想」というとちょっとおおげさなので、
ここは知識、認識、思考などあらゆる頭を使った活動をひっくるめた「知」と呼んでいいのではないでしょうか。

つまり読書とは「知」を開発するためにするものなのです。

そのため、私はビジネス書に限らず、小説を読む際も「知」を開発することを第一の目的にしています。

私は小説を読むときはたいてい、いわゆる「純文学」と呼ばれる本を読んでいます。純文学は常識的なものの見方とはズレた、時にはそれをぶち壊してしまうような「世界観」や「価値観」を教えてくれます。こういったものは本当に純文学じゃないとなかなか学べないんですよね。

A理に適った速読術を利用する

速読術というと、1分間に数万字読むとか、10分間に文庫1冊読むという
「ほんまかいな?」と疑いたくなるような常軌を逸したものを思いう浮かべる方も多いと思います。

ここでは、一般人でもできるより現実的な速読術を取り上げます。

以前記事にもしたのですが、斉藤英治さんの『王様の速読術』をベースにします。この本は、著者ご本人が「あらゆる速読術のいいとこ取り」と言われているだけあって、オールマイティで合理的な方法になっています。

王様の速読術
王様の速読術斉藤 英治

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詳細は以前の記事を読んでいただくとして、ここではポイントだけ再度列挙します。

「王様の速読術では、30分の速読時間を三段階に分けて考える。
 第一段階では、プレビューを5分間行う
 第二段階では、5分間で全ページを写真読みしていく。
 第三段階では、残りの20分間を使ってスキミング法で読んでいく。」(P.55)


いわゆる「フォト・リーディング」をシンプルにしたような読み方です。この速読術の理にかなっている点は、まずプレビューや写真読みで「本の全体の構造をつかむ」こと。その上で、「自分に必要な箇所のみ拾い読み」していくことです。

全体の構造をつかまず拾い読みをしてしまうと、理解が誤ってしまうことがあります。だからこそ「組織的な拾い読み」が必要になるのです。この辺りに関しては、名著『本を読む本』の「点検読書」に書かれています。
本を読む本 (講談社学術文庫)
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さて、全体の構造をつかんだ後の「拾い読み」についてですが、これも効率化をすることができます。私たちはよく本を読んでいるときに、頭の中で声を出す「黙読」という読み方をしています。しかし、これではスピードに限度が出てきてしまいます。

この問題を解決してくれるのが、松田真澄さんの『<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ』です。この本は、文章を音声化するのではなく、「文字情報として認識してイメージを喚起する」読み方を提唱されています。

<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ
<目と脳がフル回転>速読らくらくエクササイズ松田 真澄

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こうすることによって、

 文章→音声化→イメージ→理解

という流れから、

 文章→イメージ→理解

という流れに短縮できるというわけです。

この本には、速読理論の詳細だけでなく10種類以上のエクササイズも紹介されており、そのすべてに「なぜこのトレーニングをするのか」という理由・目的が解説されています。そのためひとつひとつ納得した上でエクササイズができるのが良いところです。

B本を徹底的に自分のものにする

速読をして「この本は内容を自分に血肉化すべき」と判断したら、今度は丁寧に「熟読」をしていきます。読書とは「知」を開発するためにあるのだから、本とはそのための「ツール」ということになります。だから「ツール」は徹底的に使い込んだ方がいい。

本を使い込むとは、具体的には重要個所に線を引いたり、書き込みをしたり、ページに折り目をつけたり、といったいわゆる「本を汚す」ということです。

本を汚すことに抵抗があるという人もいると思いますが、読書の目的とは「本を綺麗に保存すること」なのではなく、「自分の知を開発すること」なのですから、自分の知のツールとして徹底的に使い倒すべきなのです。

「本を汚す」という読み方は、学術分野では当たり前のことだったのですが、それをビジネス書に適用したのが、これも言わずと知れた名著、本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』です。

レバレッジ・リーディング
レバレッジ・リーディング本田 直之

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この本は、重要な所に線を引く、読んだことを文章にまとめるといった昔ながらの読書法を、ビジネス書に適用したという所に、アイデアの新鮮さがあったのではないでしょうか。

C「OneNote」に学んだ事をまとめる

さて、『レバレッジ・リーディング』でも提唱されている「読んだ本の要点をパソコンに入力する」という読書法ですが、1点難点があります。

それは普通にWordなどのワープロソフトに入力していくと、どんどん本が増えるにつれ、ファイルの管理が煩雑になってくるということです。

1日1冊以上のペースで読んでいると、当然ファイルもどんどん増えていき、「あの項目が書かれていたのはどのファイルだったけ?」ということになります。Google Desktopを使えばいいじゃないかという意見もありそうですが、それもおいちいちファイルを開くのが面倒です。

そこで登場するのがマイクロソフトの「Microsoft Office OneNote 2007」です。

Microsoft Office OneNote 2007
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star便利だけど、ノートやメモにはちょっと仰々しい。
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このソフトはOffice PersonalにもProfessionalにも入っていないので、影が薄いソフトなのですが、本当に使えるので絶対おススメです。

このソフトの良い所はワードと違って、書いた文章に自動的に紙のファイルと同じようなインデックスが張られて管理できる所です。

例えば、「レバレッジ」というインデックスを作り、そこに読んだ本の内容を、見出し付きのページに分けながら、どんどん入力してけるのです。

※こんな感じです。
OneNote.bmp
見にくくてスミマセン…ちなみに私のはまだ2003です。

どれだけページが増えても、One Noteを一度起動すれば、ファイルを開く必要もなく、非常に便利です。

また、入力した文章に様々な加工ができるのも魅力です。マウスで「手書き風」の書き込みもできますし、WEBで見つけたコメントや画像なども手軽にどんどん貼り付けられます。

こうして1つのページにあらゆる情報をまとめ、それを本田さんの「レバレッジ・メモ」の様にプリントアウトして持ち歩けば、自分の「知」を高める最強のツールが出来上がります。

D本で学んだ事を実践する

これは多くの本で提唱されていることです。本を読むだけで終わりにするのではなく、日々の生活で実践していくわけです。

自分の「知」を高める実践としては、次のようなことが挙げられます。

・読んだ内容を人に話す
・読んだ内容をもとに自分で考えを広げてみる
・考えたことを文章にして発信する
・本の内容に関係した別の本を読んでみる
・同じ分野の本を大量に読み専門知識を身につける


などなど…

こうして積極的な読書を重ねていけば、自分の「知」は飛躍的に開発されていきます。

日々絶えまぬ努力をして、自分独自の「知」を開発できた人だけが、
この世界で威力を発揮するブランド「情報発信者」になれるのだと思います。



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posted by サンシロー at 08:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライフハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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