超長時間労働を厭わない組織風土をいかにして変えていくべきか
(「cpainvestor.com」http://cpainvestor.com/ より)
公認会計士のcpainvestorさんは、今の職場のメンバーと仕事をするようになった時に、「どんなにつらい状況に追い込まれたとしても、絶対に徹夜だけはするまい!」と誓ったといいます。
まず「残業しないと決めて、そこからどう仕事を組み立てるか考える」ということは、以前紹介した『人を出し抜く残業しない術』にも書かれていた鉄則です。
cpainvestorさんの素晴らしい所は、ご自分だけでなく、周囲の人間も「残業しない頭」に変えていこうと奮闘されている所です。
デフォルト化した長時間残業は、間違いなく組織風土に根ざしています。その一方で、ダラダラと仕事をする社員にも原因がある。
残業を当たり前と考える組織風土が悪いのか、業務の効率化を図らない個人が悪いのか・・・結局はその両方に問題があるんですよね。
だから個人だけでなく組織風土も変えていくために、地道な活動をしていかないといけない。
cpainvestorさんが書かれていますが、若手スタッフの洗脳は何とかなっても上司の意識を変えていくのは本当にタイヘンですよねー。
私のいた会社は幸いにも、私が退職する少し前に、経営層が強制的に残業カットするよう中間管理職に指示を出しました。
長時間労働が社会問題化していたのと、残業代のカットが主な目的だったようです。
そのため、今では管理職が「いつまで仕事やってるんだ!とっとと帰れ!」と言うようになってます。
しかし、それでも目の前の大量の仕事がいつまでたっても片付かない・・・
逆に、どう頑張っても仕事が終わらないのに、上司からは帰れと言われて、ストレスが溜まってしまうというような状況です。
そのため、私のいた部署では、今は社員のスキルアップと人員の増加を行っています。
組織的要因、個人的要因、どちらか一方が改善されても残業はなくならない・・・
その両方の病巣を解決すべく、これからも残業については考えていきたいと思います。
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